| 1998年に、私の手元に来るように成ったのですが、もともとは私の妻の物でして現在の書類上の名義も妻に成っています。その妻も、私と結婚する以前に友達からの貰いものだったそうです。貰われて来たその当時から、あまり調子の良いバイクではなかったらしく、信号待ちでのアイドリング中にエンストしたりとかで、免許取り立てだった妻にとっては、次第に厄介者となっていったようです。その後数年間、私と知り合う前に住んでいたアパートの駐輪場に置き去りのままになっていました。そして私と知り合い、結婚後何年かして置き去りになっているXLの事を知り、迷惑だからなんとかしなくてはと言う事になりました。最初は知り合いのバイク屋に持って行き処分して貰うつもりで、会社のトラックを借りて引き揚げに行きました。妻が以前に住んでいたアパートの駐輪場に着いてみると、そこには土に帰りかけたXLが、寂し気にたたずんでいました。元々私はオンロード派で、オフ車には興味無かったのですが古いバイクには関心が有りましたし、妻にはバイクが無かった事も有り、引き揚げた帰り道、気が変わり処分してもらおうと思っていたバイク屋には寄らず、そのまま家に持って帰りました。こうして我が家にやってきたXL、最初にフォークブーツを捲ってみると、インナーチューブの作動部には錆は無く、少しやる気が出て来ました。早速、キャブを分解掃除をして、新品のエアーエレメントを入れ、タンクにガソリンをつめ、キックを踏み下ろしてみました。すると、メーターの中に有るニュートラルランプがほのかに光るでは有りませんか。これでかなりやる気になってきて、意地になり、キックを踏む事50回以上でしょうか。なんと、エンジンが掛ってしまうではないですか。もうこうなると皆さんお判りでしょう、そうです、ドロ沼に片足が...... |